庭の雪

1月24日(火)

夕べは8時半ころだったか 雷が鳴った。

このころ雷を聞いたことがあっただろうか・・・と耳を疑いました。

それから 10時過ぎ

雪の白い線が夜の闇に横殴りに映っているのを見ました。

「おおお寒っ」 と

窓を閉めて 早々布団にもぐりこみました。

今朝目を覚ますとすぐカーテンを開けました。

斜めになった出窓に雪がまだ残ってるのが見えます。

もうザラメの氷のようだけれど、

隣りの家 向こうのビルの屋上は白くなっていました。

ベランダの木に雪が積もっています。

屋根にちっちゃなつららが出来ています。

お昼になっても気温は上がらないので、

雪が解けないでいます。

屋根から落ちてくる雪に枝が折れないように

小さな植物たちだけは場所を変えてやりました。

今日は土の中の球根のほうが温かそうです。

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満月

1月10日(火)

昨日の夕刻 5時半頃 素晴らしい満月を見ました。

「今、月が凄いよ」と電話。

急いで空を見たけれど 

ビルの谷間では

空の下の方は見えない。

どうしても見たくなって 近くの公園の方へ自転車を走らせました。

その途中 

ビルとビルの間に 

大きな大きなオレンジ色の満月が現れました。

その大きさは そのビルの三分の一くらいに思えました。

静かな隅田川沿いまで行くと

ちょうど 高層マンションの間から

川を照らして空に浮かんでいます。

しばらく黙って 見ていました。

1か月前に観た 皆既月食の月と同じ月とは思えない・・・。

でもあの時のように静かに君を眺めていたよ。

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カランコエ

1月8日(日)

この頃は 水も冷たくて 外は寒いし・・・

朝 水やりをするのは スムーズにいきません。

夏のように毎日はしなくていいけれど、

ずいぶん雨が降っていないので 

土は乾いてしまいます。

水やりをあまりにも怠ってしまったために 

綺麗な花をつけてくれたバラの苗を

一本枯らしてしまいました。

枝は青々しているけれど、葉っぱが全部枯れてしまったのです。

焦ってすぐ水をあげたけれど 駄目かもしれない。

それから毎日見ているけれど・・・・。

「カランコエ」が肉厚の葉をつけて元気に育っています。

5年くらい前の大雨の日でした。

カランコエは ちょうど屋根から落ちる雨みずの下にあったので、

土がみんな流れ出て、根っこがむき出しになり、

折れた枝や葉っぱが散らばっていました。

もうだめかと思ったけれど、寄せ集めて さしなおし、

今では株分けも出来るくらい増えて元気です。

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初仕事

1月6日(金)

今年、初めての朗読を終えました。

テーマは「水」

宮澤賢治の「やまなし」と

タオ・老子 から 八つの水に関する章を選んでみました。

その中で私がいちばん好きなところは、

初めの自分は、谷川の小さな流れだった。

そしてその流れはゆったりと

海に至るのだ・・・・君を運びつつ。 (第32章)  

今年も、ひとつひとつの物語、ことばを

丁寧に届けられたらと思う。

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2012年 1月1日

1月1日(日)

一日一日 一歩一歩

今このときを大切に

ここにいることを感謝して。

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釜石と思い出

12月29日(木)

午前10時

近くの工事現場の作業もなく、

会社も仕事納めか 周りは静かで

白い太陽がガラス越しに

パソコンのkeyを打つ私を照らすばかりです。

さっき見たTVで

3.11の釜石市の様子が映し出されていた。

先週行ったその場所だった。

心が痛かった。怖かった。

そして私は 子どもたちの笑顔を思い出そうとしている。

河原の土手を思い出し、

春になったら新芽を出して、桜が咲くだろう光景を描こうとしていた。

心が慄えた。

子どもたちの また来てください という声に

私は大きな声で約束した また来ます と。

そしてそのときの感覚が甦った。

21日(水) 釜石保育園でおはなし会をしてきました。

3歳から5歳の43人。 みんな喜んでくれた様子。手遊びや パネルシアター 読み聞かせ 指人形など時間はあっというに過ぎて、子どもたちは「もう一回もう一回」という言って椅子から乗り出し楽しんだ。そんな子供たちを見て、先生も嬉しかったのでしょう感動なさっている様子でした。私もとても楽しかった。

その後友人が 保育園がもとあった海沿いの場所に連れて行ってくれました。1階部分が津波で流され、無残な姿がそのままでした。「釜石保育園」という大きな丸文字に、いっそう淋しさを想い、周りの光景との違和感を覚えました。手つかずの家はまだまだたくさんあるし、保育園にしても、今いるところは借り園舎。これから先のことはまだ未解決です。

国の新開発計画はもちろん必要ですし早急に進めていかなければいけないけれど、そこには柔軟な発想がいま求められていると痛感しました。そこに生きている人々に則した、柔軟さです。いま 地元の大人たちは土地のない状況の中、必死に策を案じています。

そしてこれから先 こころのケアが本当に必要だと感じて帰ってきました。

釜石は 子どもの頃 夏に毎年連れて行ってもらいました。

今回 盛岡から釜石のひとつ手前の小佐野駅までの旅、

はじめて釜石線に乗りました。この旧岩手軽便鉄道は、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」の舞台になったとされています。二十歳くらいの頃遠野までは行ったことがありますが、その先は初めてでした。朝6時5分発 まだ外は真っ暗で月と星がまるで絵に書いたように 空に張り付いています。だんだん山際がオレンジ色に変わって、電車には学生が一人二人と乗り込んできました。朝霧が立ち込めています。気がつくと、下を流れる小川は透き通っていて、宮澤賢治の「やまなし」の風景を彷彿させます。列車の中は暖房がしてありますが、しんしんと底冷えがします。遠野を過ぎるとトンネルを4つ、上有住(かみありす)を過ぎて9つ、それからまた2つ。山を越えました。リアス式海岸の釜石です。小佐野駅に着いたのは、8時45分。友人が笑顔で迎えてくれました。

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皆既月食

12月12日(日)

今日も穏やかないい天気です。

青空が広がっている。

夕べの赤い月は本当に素晴らしかった。

皆既月食をしっかり見たのは初めてです。

まして赤い月は見たことがなかった。

初めは見上げていたのですが、

ベランダに敷物を敷いて寝転んで、しっかり着こみ帽子もかぶって空を眺めた。鮭の卵みたいにも見えるし、生き物のようにも見える。

「なんて気持ちがいいんだ・・・。」

だんだんと目が慣れてくると、オリオン座やほかの星も見えてきました。

一緒に回っている・・・。

私は今 その星たちと同じ地球という星にいて、真っ暗な宇宙に浮かぶ月に映った自分の影を見ている・・・・。

地球だけじゃないよ この世界は!と そんなことを 

ゆっくり動いている乗物にでも乗っているような気分で静かに感じていました。

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マリーゴールド

12月8日(木)

朝早くからテープ起こしを始め、気がついたら4時間もペンを走らせていました。

乗ってくると もう少し、もう少しと止められなくなってしまう。

編み物や、パッチワークもそう、夢中になってしまう。

今朝のテープ起こしもそんな感じでした。

それから ダンスの稽古場の抽選に行く。

「残りものに福!残りものに福!」と思ったら、本当に1番が当たった。

隣りの方に「良かったね」と声をかけられて、

「はい!今日は何かいいことありそう・・・。です」と応えた。

それから、買い物へ。するとデパート前の歩道沿いの花壇の植え替えをやっていて、

脇に「どうぞお持ちください」と段ボールに書いてある。

まだつぼみもある マリーゴールド 。

私は 入れる袋もないので、「買い物したらビニールに入れてもらおう」とマリーゴールドが欲しくなった。

さて外に出ると、さっきの摘まれたマリーゴールドは無く作業のおじさんが、まだ植えてある花を引き抜いていた。「あの・・・マリーゴールドいただけるんですか?」

「袋あるの?」

「はい」 私がもぞもぞだそうとしていると、もう一人のおじさんが「ほら!」と45リットルのビニール袋を出すが早いか「あっちの方が綺麗だよ」と指差す。

「あ、ありがとうございます」

「いくつ!10個?!」

「いえいえそんな 3つもあれば・・・」

手前のオレンジの花を入れると、向こうのおじさんが

「これ、まだつぼみ、いっぱいあるから」と持ってきてくれた。

作業中なのに、隣のおじさんも

「これもいいな・・」そんなこんなでなんと6個もいただいてしまった。

「ありがとうございます」

上の方をギュと縛り 自転車を花かごいっぱいにして走らせた。

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ほどくと、マリーゴールドは いい匂いだ。「この花がこんな香りとは知らなかったなぁ」

早速ベランダに植え替えてやった。

黒い土もふかふかしている

冬のベランダが 明るくなった。

やっぱり今日はいいことあったみたいだ。

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そのうちのひとつの ふたつめ

12月7日(水)

先週の土曜日

阿佐ヶ谷ヴィオロンにてアコーディオンを堪能してきました。

Photo 阿佐ヶ谷 ヴィオロン

三人の独奏会。

それぞれ、三人の持ち味がよく出ていてそれが素晴らしかったと思う。

その中のお一人岩城里江子さんは

以前(10年前)私の語りの会に来て下さった方で

今回この会に行くきっかけになりました。

知人から送られてきたあるフェスティバルのチラシに

彼女の名前がありました。その日は行かなかったのですが、

ホームページを調べて ヴィオロンでの演奏会を楽しみに待ちました。

待って良かった

アコーディオンを楽しめましたし、

彼女とも話ができました。

彼女の「おかえり」という曲が気に入りました。CDのタイトルにもなっています。

住んでいた場所にいったら そこには玄関の石畳だけが・・。その先を進みながら、母の祖母の家族が「おかえり」と言ってくれているような気がしたし、自分がたくさんの人に愛されていたんだと感じたと。そんな思いを曲にしました と話していました。

トークと音色が彼女そのもののような気がして素敵でした。

いい再会ができた 素晴らしい夜でした。

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そのうちのひとつ

12月5日(月)

Photo_3 今朝のへや

賢治の「やまなし」に

・・・底の景色も夏から秋にかけずいぶん変わりました。・・・

という節が頭を過る。いつのまにか季節がすっかり冬になってしまいました。

ここ10日ばかり ずいぶんいろいろな想いが 私の中を駆け巡った気がしています。

・・・・白い柔らかな円石もころがって来、小さな錐の形の水晶の粒や、金雲母のかけらも流れて来て止まりました。・・・・

思えばたった10日で、出会った人々、できごとの深さ その動き、流れに心が震えます。

金雲母のかけらが止まったときのように、今そのかけらを見ています。

そのひとつひとつを 自分のものとして消化して、湧きあがったものを皆さんと分かち合えたらと思っています。

そのうちのひとつ・・・・

先月実家盛岡に姉妹三人で帰ってきました。

一年ぶりに家族五人が揃って、母の手料理を食べました。母の手料理と言えば、「ひっつみ」です。すいとんに似ていますが、違います。とにかく何杯でもおかわりしたくなる、母の味なのです。あまりしゃべらない父も喜んで、満面の笑み。いつもの倍は食べたとか・・・。

翌日、庭の掃除と窓ふき。

栗の葉っぱが朝露に濡れ屋根にもどっさり積っています。

Photo_2

この上に雪が積もっては大変なのです。

妹が屋根に上がり、樋の中まですっかりお掃除。窓もぴかぴか。あまりの綺麗さに思わず窓が開いていると錯覚してしまうほど ^0^

一年に一回の三人旅行。2年前から実家に行くことになった。時々は行って、話して来よう。会うだけでいいのだから。

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